こんにちは!

HSP気質のワーママ、ゆあと申します!
今回の記事では、繊細でストレスを抱えやすいHSPさんの恋愛の傾向と対処法について書きたいと思います。
・HSP気質は恋愛に向いているか気になる
・HSPが恋愛する時の注意点が知りたい
・HSPさんが幸せに恋愛するために必要なことってなに?

傷つきやすくて不安ばかり…。HSPさんは恋愛に不向きなのかな?
私は今年で結婚5周年を迎えます。
夫とは平和な日々を送っていますが、過去の恋愛ではたくさんの失敗をしてきました。
正直独身時代の恋愛は依存したり、傷つき振り回されてばかりでした。
そういった私の体験談を皆さんに共有することで同じHSPさんが恋愛に苦しまず、楽しく恋愛をするための参考にしていただきたいです。

同じHSPさんに幸せな恋愛をしてほしいんですっ!
なお、このブログはHSP気質を持つ私の個人的な体験、経験を基にして書いた記事です。
医学的、科学的な知識などは持ち合わせておりません。
一個人の体験談としてご自身のお悩み解決の一助としていただければ幸いです。
目次
HSPさんに恋愛は向いてる?向いてない?
HSPさんに恋愛は向いていないのでしょうか?
最初に自分なりの結論を書いておきたいと思います。
私の経験から思うにHSPさんは『感受性が豊かなので恋愛に向いていると思うが、執着しないように気を付けることがとても重要』です!
世の中には本気で人を好きになれない人もいます。
そういった人は恋愛に思い悩むことは少ないでしょう。
HSPさんはむしろその逆で、恋に胸を躍らせて一喜一憂し、時に激しく落ち込んでしまいます。
これは見方によっては『恋愛を最高に楽しんでいる』とも言えると思います。
だから決してHSPさんが恋愛に不向きとは思いません。

誰かを愛する喜びも人一倍味わえるってことだよね。
むしろ恋愛に対して心の底から喜びも悲しみも感じるからこそ、恋にとらわれ過ぎてしまわないための注意が必要だと思っています。
誰かを愛する気持ちを深く感じることができるHSPさんは、それ故に相手のことを考えすぎたり気を遣いすぎてしまいます。
恋人と居心地の良い関係を築くことこそ、HSPさんの恋愛における最大の課題だと私は思っています。
次からは、自分の体験から感じたHSPさんの恋愛傾向をみていきます。
HSPさんの恋愛の傾向
HSPさんが恋愛するうえで、気を付けた方が良い傾向はどんなものでしょうか?
自分の体験を振り返り、次の3つが思い当たりました。
- 考えすぎて不安になる
- 好きだけど一緒にいると疲れてしまう
- 依存しやすく別れてからも引きずってしまう

私の体験を交えて説明していきますね。
考えすぎて不安になる
思慮深く、物事の本質を見極めようとするHSPさんはパートナーの些細な言動も受け流せずあれこれ考えてしまいがちではないでしょうか?
「連絡しても返事がない」
「さっきの態度がいつもよりそっけなかった気がする」
そんな時は色々な可能性について考えを巡らせてしまい、落ち着かなくなってしまいますよね。

考えても仕方ないのにやめられなくて…!
次の日に『ごめん、寝てた』なんていう、ひどくあっさりした返信が来てどっと力が抜けたような経験が私には何度もあります。
ケンカをしたときはもっとひどくて、悩みを夢にまで見るほどでした。
好きだけど一緒にいると疲れてしまう
色々なことによく気が付き、光や音の刺激なども敏感に感じ取ってしまうHSPさん。
相手の視線が気になったり、表情に一喜一憂したり…。
幸せも人一倍感じるけど、たくさんのことが気になり過ぎてパートナーがふと席を立つと、思わずほっとしてしまうこともよくあります。
相手の家にお邪魔した時には、テレビや音楽の楽しみ方が自分と異なるとそれだけでストレスになったりすることも…。
「一緒に居たいけど時間が長いと疲れてしまう。」
そう感じている人も多いのではないでしょうか?
人と一緒に過ごすのが苦手だと感じると、恋愛や結婚が向いてないのかな?
と不安に感じてしまいますよね。

テレビを見ながら寝落ちするのが習慣の彼がいた時は、ぜんっぜん眠れず苦痛でした…!!
素直に言えればいいのですが、相手の気持ちに配慮してしまい自分が我慢すればいいと考えて、どんどん辛い状況に…。
彼が寝た後ですらテレビを消せず、眠れなくて本当に辛かったです…。
依存しやすく別れてからもひきずってしまう
自己肯定感が低い人が多いと言われるHSPさん。
自分に自信が無くて『自分のことを好きになってくれるのはこの人だけ』という思考になってしまった経験はありませんか?
HSPさんがのびのびとした恋愛をするためには、この思考はとても危険です。
なぜなら『この人しかいない』と思うことで、理不尽な要求も断れず言いなりになってしまうこともあるからです。
また依存してから別れることになると、この世の終わりのように落ち込むこともあるでしょう。

まさに私がそうで、半年以上苦しみました…。
私の場合も自分の生活のほぼ全てが恋人との生活のような状態であったため、別れた後に『これからどうやって過ごしていけばいいかわからない』という状況になってしまったほどでした。
HSPさんが楽しく恋愛するための対処法
ここまで、自分の過去の体験を通してHSPさんの恋愛の傾向をみてきました。
今でこそ信頼できるパートナーと出会い、自然体で過ごすことができていますが以前は全く逆の苦しい恋愛をしていたように思います。
次からは先ほど挙げた傾向別に、今だからこそ分かるHSPさんがパートナーとリラックスした関係を築くために実践してほしいことを紹介します。

対処法を身に着けて心から楽しいと思える恋愛をしよう!
考えすぎて不安になってしまう時どうする?
考えすぎて不安になってしまうことが辛いHSPさんに試してほしいのは次の2つです。
- 悩んだら思い切って聞く
- 簡単な約束事を1つか2つだけ決める

次から具体的にお話します!
悩んだら思い切って聞く!
これは私の経験から言うことなのですが、相手の言動が気になり自分が何かしたのでは?と考え過ぎて疲弊した結果、相手はほとんど何も考えていないとわかったことが数えきれないほどありました。
物事は自分が考えているよりシンプルなことが多いのかもしれません。
相手の不機嫌に原因があったとしても、考えていたものとは全く違ったということも多々ありました。
だからこそ『悩むぐらいなら思い切って聞いてしまう』ということも余計に疲れてしまわないためには大切だと思います。

結局相手のことは相手にしかわからないんだよね…。
思い切って聞いてしまえば『見当違いのことを心配してくよくよしていた』ということを防ぐことができます。
相手のことを正しく理解するには自分で考えるよりも、相手の話を聞くことです。
情報が増えてくると「この人はこういう人だから、心配しすぎなくても大丈夫かも」と少しずつ思えてくるのではと思います。
簡単な約束事を1つか2つ決めておく
相手について知っていることが増えれば、傾向や考え方がわかってくる、と先述しました。
しかし、お付き合いを始めて間もないころは相手について深く知るほどの時間が経っていないので難しいですよね。
『相手の話をよく聞くこと』はそんな中でも実践してほしいのですが、どうしても止めてほしいことがあれば簡単な約束事をするのもいいかもしれません。
ただし、相手の行動を制限するのはパートナーにとっても少なからずストレスのかかる行為です。

「わかってほしい」を押し付けないのも大切ですよね。
『日付が変わる時間までに帰ってこられない時は連絡してほしい』
『飲み会があるなら事前に言っておいてほしい』
など、極力簡単で負担にならないレベルで約束することをお勧めします。
自分だけではなく相手にとっても居心地の良い関係を築くためには歩み寄りも必要ですよね。
好きだけど一緒にいると疲れてしまう時はどうする?
一緒にいると疲れてしまう原因は、相手の前で自分を取り繕ってしまっていることではないでしょうか?
辛い時に辛いと言えないのはしんどいですよね。
これに対する一番の解決法は、とにかく自分のことを相手に伝えることです。
相手のことは相手にしか分からないように、あなたのこともあなたにしか分かりません。
あなたがどういう人か?
どんな風に過ごすと心地よいのか?
知っているのはあなただけなので、伝える努力が必要なのです。

「自分が我慢すればいい」では長続きしないよね…。
HSPさんにとっては、自分がリラックスする時間を確保できることはとても重要なこと。
長く一緒に居たい相手であれば、なおさら自分の扱い方を知ってもらうのは大切です。
『面倒くさい・合わないと思われたらどうしよう?』と不安になる人も多いかもしれません。
でも私はそれでいいと思うのです。
結局長く一緒に居られる人というのは、そういう部分で無理をしないでも一緒に居られる人だと思うからです。
私はテレビがとても苦手なので、一人でテレビのない部屋にそそくさと移動することもよくあるのですが、夫は私が何をしていても気にする様子はほとんどありません。
「いつの間にかいないなぁ」くらいは思っているかもしれませんが、気にしない人は始めから気にしないのです。笑

押し付けるのではなく、まずは相手に伝えてみよう!
理解してくれる人は理解してくれるし負担だと思ったら離れていくかもしれません。
しかしそれはあなたにとって必要な人が残り、そうでない人が去っていくだけで本来悲しむことでもないのです。
自分が我慢をすれば済むと考えがちなHSPさんですが、居心地の良い関係をつくるためには我慢ばかりしていればいいわけではないですよね。
頑張る方向性を少し変えて、我慢ではなく『私こういう人なんだよね』と伝えるようにしみてほしいです。
依存しない・別れを引きずらないためにはどうする?
自己肯定感が低いと、自分のことを好きになってくれる人はこの人だけかも…。
なんて考えてしまい不安になる人もいるかもしれません。
しかし前述したように、この考えはとても危険だと思います。
もし今このような考えが頭を覆いつくしてしまっているのなら、覚えておいて欲しいことが1つあります。
それは…
あなたはパートナーにとっての全てではない。
そしてあなたにとってもパートナーが世界の全てでは決してない。
ということです。
実際、人は様々なコミュニティに属し様々な役割を持って生活していますよね。
家庭、学校、会社、部活動、サークル、バイト先、趣味、習い事
それぞれで色々な顔を持っているはずです。
恋をすると夢中になり過ぎてしまうHSPさんの中には、恋人と過ごす予定を最優先にして他の活動がおろそかになってしまうという人もいるのではないでしょうか?
昔の私はそういうタイプで、サークル活動やバイトも気づいたら辞めていたし、友人との予定よりも恋人との予定を優先してしまうタイプでした。
その結果、気づいたときには他の世界とのつながりが無くなってしまっていました。

自分の世界が狭くなっていることに全く気が付いていなかったのが怖い…。
そうなってしまうと、執着はますます強くなり、別れの時は頭がどうにかなりそうなほど辛かったです。
恋人と過ごす時間はたしかに特別な物だし、その幸せを感じられるのは幸福なことですよね。
だけど恋人はあくまで、あなたの生活の一部であり全てではありません。
自分の世界を狭めないためにも、意識的に恋人と過ごす時間以外も大切にして自分にとって居心地の良いコミュニティを複数持つことを心掛けてみてくださいね。
駆け引きはいらない。真っ直ぐな恋をしよう!
よく『恋の駆け引き』なんて言葉を耳にしますが、私はHSPさんのような繊細な人たちにはこういった難しい恋愛は不向きではないかと思っています。
自分のことと相手のこと。
これらをなるべく素直に表に出し、受け入れ、受け入れられることで信頼が深まり絆になっていきます。
もし『恋人に本音を伝えることができない、関係性を見直したい』といった悩みを持つ方がいたらコチラの記事も参考にしてみてください。
HSPは本音が言えない?自分の意見が無いと感じた時に試してほしいこと
HSPさんは恋愛に向いていないのではありません。
むしろ恋愛を最高に楽しむことができる人たちです。
繊細な自分を隠して耐えるのではなく、自分のことを理解してもらう努力と相手を思いやる心を大切にして大好きな人と心地の良い関係を築いてくださいね!