HSPは本音が言えない?自分の意見が無いと感じた時に試してほしいこと

こんにちは!

ゆあ
ゆあ

HSP気質ワーママ、ゆあです!

HSPさんは対人関係において本音を言えない、という説を耳にしたことがあります。

 

しかし私としては本音が言えない以前に自分の意見が無く、どうしたいのか自分でも分からない』という悩みを抱えていたことがあり、むしろそちらの方が根が深い問題だと感じています。

 

またHSPさん達の性質を知るにつれて、同じ悩みを持つ人が意外と多いということを知りました。

 

そこで今日は『自分の意見が無い』という悩みについて私の実体験とそれに基づく対処法を書いていきたいと思います。

この記事はこんな人にオススメ!

・『私には自分の意見が無い』と悩んでいる

・自分のしたいことが自分でわからない

・意見を求められると頭が真っ白になる

ゆあ
ゆあ

『どうしたい?』と聞かれても、何故だか即答できないんです…。

今ではだいぶ『自分のしたいこと』に耳を傾けることに慣れてきた私ですが、以前は『自分のことなのに自分でもどうしたいかわからない…』と悩んでいました。

この記事では過去の経験から、HSPさんは何故自分の意見を見失ってしまうのか?自分の意見に自分で気が付くためにはどうしたらよいか?をまとめました。

この記事を通してHSPさんが自分にも本当はちゃんと意見があるということに気が付き、それを相手に伝えられるようになってほしいと思っています。

ゆあ
ゆあ

今すぐじゃなくても大丈夫。でもあなたの大切な気持ちにちゃんと耳をすませてあげてね。

私が自分の意見を見失ったのはこんな時だった

『私には自分の意見が無い』


私がそう感じていたのは大学生の頃。

相手は当時の彼氏でした。

彼は自分の意見を曲げない人で、私のことも自分の思うように管理したいという思いがある支配的な人でした。

 

普通ケンカというのは双方の意見がぶつかり合っておこるものですよね?

 

ですが彼との間ではこちらの意見があまりに受け入れられないので『意見は対立しているはずなのに喧嘩もできない』と当時はよく感じていました。

 

彼の自分理論を浴びるように聞いていると『腑に落ちないけど、やっぱり間違っているのは自分なのでは…?』といつの間にか思わされてしまうのです。

 

イメージとしては、厳しい取り調べに耐え切れず『自分がやりました』と思わず自白してしまうような、そんな心境に似ていました。

 

喧嘩の時にとどまらず、日常的に自分の意見を否定される環境に身を置くことで、いつのまにか『私には自分の意思がない…』という新たな悩みが誕生していました。

 

自分のことなのに自分で決められない

自分がどうしたいか意見を求められても分からない

 

自分でもそれがどうしてだか分りません。

 

だけど、よく考えてみれば自分の意見が何もない人なんているはずありませんよね?

 

誰にだって好き嫌いや趣味趣向、それに伴う意志があるように思うのです。

 

なのになぜ、当時の私のように自分の意見がわからなくなってしまうのでしょうか?

『HSPさんには自分の意見が無い』と感じる理由

HSPさんが自分の意見が無いと感じるようになる1番の理由は『どうしたい?』と聞かれたときに、頭が真っ白になり咄嗟に何も答えられない、という経験を常日ごろしているからではないでしょうか?

 

自分のしたいことを聞かれているだけなのに、咄嗟に何も浮かばなければ『そもそも自分の意見が無いのでは…』と不安になるのも無理はありませんよね。

 

私も同じ経験をしているので、その当時は『自分のしたいことも自分でわからないなんて情けない…』と、一層自分に自信を無くしていたように思います。

 

自分の意見を見失う本当の理由

問題なのは『なぜ何も答えられなくなってしまうのか?』ということですよね。

 

私なりに悩んだ結果それにはつぎのような理由があると気が付きました。

 

それは『咄嗟に相手にとってのベストアンサーを答えようとしているから』です。

 

これを読んでももしかしたら『自分には当てはまらない』と感じた方もいるかもしれません。

 

もしそう感じていても、是非もう少しだけこの記事を読み進めて、自分の心境とよく照らし合わせてみてほしいんです。

 

なぜなら普段からあまりにも無意識に『相手の気持ちを優先する』ことが行動に染みついていて、自分でも気が付いていないだけ、という可能性があるからです。

 

まさに私がそうでした。

 

『どうして私には自分の意見が無いのだろう?』と当時の状況と自分の心境を思い出して分析し、ようやく『そういうことか!』と自覚したのです。

 

だから同じような方が意外と多いのでは?と私は予想しています。

 

ではなぜ『相手にとってのベストアンサーを答えようとすること』が『自分の意見が無い』と落ち込む原因となるのか?

 

私の脳内で無意識に行われているプロセスを見ながら解説します。

ゆあ
ゆあ

自分の意見はどうして無かったことにされてしまうのかな?

自分の意見を無かったことにする無意識の脳内プロセス

私が思うにこの無意識の脳内プロセスは以下のような流れで起きると思っています

  1. どうしたい?』と聞かれると無意識に自分の意見より相手の期待に応えることを優先して
  2. 『相手にとってのベストアンサー(を考えている自覚はない)』が瞬時に出てこないと頭が真っ白になり答えに詰まる
  3. 『どうしたい?』と問われても即答できないことで『自分には意志が無い』と勘違いして悩みに繋がっている

相手の表情や趣味趣向、それまでの会話の流れなどの情報が一斉に頭の中を駆け巡り『相手がなんと答えれば喜ぶか?』を基準にして答えをだそうとして無意識にもがいてしまうのです。

 

すると自分の率直な意見は出番を無くしてしまい、まるで『最初から無かった』かのように自分でも感じてしまうのです。

 

私にとって『自分の意見を聞かれると頭が真っ白になる』という状態は、『相手にとってベストアンサー』がすんなりと導き出せなかったときに脳内エラーのような形で起こっているようだと気が付きました。

ゆあ
ゆあ

自分の意見より相手の望む答えを無意識に優先してしまっているみたい…。

『無意識に相手を優先した答えをしている』とは例えばどんな感じでしょう?

 

とても簡単な質問に置き換えて例をあげてみます。

『好きな色は?』と聞かれて『青』と思っても、相手が赤が好きなことを知っているから期待に応えるために『赤です!』と無意識に答えているような状況なのです。

 

自分の意見が無いわけでなく、何が相手の期待を満たすベストな回答なのか?それを答えようとして自分の意見が後回しになってしまっているだけなのです。

 

だからこそ次に重要なのは『どうしたら無意識に打ち消してしまう自分の心の声を聞くことができるのか?』ということです。

 

その方法を次から見ていきます。

自分の意見を見つける方法

前述したようにHSPさんは本当はちゃんと自分の意見を持っているのに、それを無意識に無かったことにしてしまうケースが多いように感じます。

 

ではどうしたら自分の意見にちゃんと耳を傾けることができるようになるのでしょうか?

 

私がオススメする方法は、答えに詰まってしまった質問があったとき、場所と相手を変えて同じ質問に答えてみることです。

 

想像してみてくだい。

 

自分の意見を求められたとき、誰に対しても全く同じように『相手の期待に応えなくては…!』と瞬時に緊張していますか?

 

同じ質問でも相手が変われば、するすると自分の意見が言葉になって出てくる、そんな風に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

質問されると瞬時に自分の意見を値踏みされるような、そんな緊張感を感じる相手だからこそ萎縮して相手の期待を裏切らないように考えを巡らせてしまっている可能性はありませんか?

 

安心できる場所で、心を許せる人が相手ならHSPさんはもっと率直に自分の意見を表に出すことができるはずなのです。

ゆあ
ゆあ

大学生の頃の私はどう対処したかをご紹介します。

私の場合は当時の恋人に対して萎縮しており、相手の機嫌を損なわないような回答をしようと緊張状態にありました。

そこで、当時の大学にあった『心の相談室』に通うようになりました。

 

スクールカウンセラーさんに自分の思いを吐露するようになってから、『あれ?本当は私ってこんなこと思っていたんだ…』と気がつくことができるようになったのです。

 

自分の気持ちに気がつくことができれば、ちゃんと悲しんだり怒ったりすることもできるようになります。

 

そんな自分の感情の動きさえ無意識に封じてしまっているなんて、いくらなんでも自分が可哀想ですよね。

 

こうして安心できる場所で自分の意見を誰かに話すことができるようになれば、自分の気持ちに気が付きやすくなり『私はこうしたい』という意見もちゃんとあることに気がつくことができるようになります。

 

周りの家族や友人に話すのが難しければ、私のようにカウンセラーさんを頼るのも良い方法だと思います。

 

わたしの場合、家族や友人の時間を奪ってしまうことが申し訳なくて相談できなかったのですが、カウンセラーはあなたの話を聞くのが仕事です。

 

私の話を聞いている間もちゃんと賃金が発生しているのです。

 

そう思うと気が楽で、頼れる人にはたくさん頼ろう!と割り切って想いを吐露することができるようになりました。

ゆあ
ゆあ

赤の他人の方が案外気楽に話せるものです。

HSPさんにも自分の意見はちゃんとある!

ここまで書いてきたように、『自分の意見がない』と悩んでいるHSPさんにも本当はちゃんと意志を持っていて、掬い上げてあげれば自分の気持ちも意見もわかる、と私は考えています。

 

だけど、これには練習が必要だと思っています。

安心できる場所で、心を許せる相手とならば会話の中でちゃんと自分の気持ちが見つかるはずです。

 

私はカウンセラーさんに対して恋人とのやりとりを説明することで『あのように言われた時、本当はこう思っていた』という自分の気持ちに気がつくことができました。

 

そこまできてやっと、『このままじゃダメだ』『この関係性をどうにかしなくては!』と感じて動き出せるようになったのです。

 

『相談できそうな人は周囲にいないし、わざわざカウンセリングに出向くのは気が重い…。』

 

もしそう感じている人がいたら、おススメしたいのはココナラなどのスキルマーケットの活用です。

 

現役の心理カウンセラーの方などもいらっしゃり、オンラインでありながらに真剣に話を聞いてもらうこともできます。

 

また有資格者ではないけれど、1分100円からで短時間でもお気軽にどうぞという方や、1000円で1時間話し放題などの試しやすい価格帯で愚痴聞きや悩み相談にのってくれる方もいます。

 

決済はココナラが仲介してくれるのも安心です。

 

出品者の方もたくさんいて、性別や年代も様々なので『この人に話しを聞いてほしいな…』という方を吟味して選べるのも気持ち的にありがたいですよね。

ゆあ
ゆあ

実は私もこのアイコンを作成してもらったりして、ココナラさんにはお世話になっています。

家から一歩も出たくないけど誰かに話を聞いてほしい

家族や友人に心配をかけたくないから他人の方が気が楽で良い

対面や電話は抵抗があるからチャットやメールで話を聞いてほしい

 

などという心配事がある人にとっては、気楽に試しやすくて良いと思います。

 

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HSPさんが自分らしく過ごすためには、最終的にいつかはその相手との関係性に何かしらの変化をもたらさなければいけないと思います。

 

だけど『そもそも自分がどうしたいか?』を知るためには、まず自分の気持ちや意志に気が付くところから始まると思うのです。

 

まずは勇気を持って自分の心を吐露できる場所と相手を見つけて、気持ちを話してみてくださいね。

 

今回まとめた私の過去の経験が、誰かの助けとなることを強く祈っています。