こんにちは!

HSPワーママのゆあです!
HSP気質を持つ私は友達付き合いが苦手です。
今回の記事では、どうして友達付き合いが苦手なのか?自分にとっての心地よい付き合い方とは何か?を考えてまとめました。
・友達付き合いが苦手
・友達が嫌いじゃないのになぜか疲れる
・友達が少ないのがコンプレックス
このような想いを持つ方々が、この記事を通して友達との心地良い距離感を作るきっかけとなれば幸いです。

もしかすると友達が少ないって、悪いことではないんじゃないかな?
目次
どうして友達付き合いが苦手なの?
思えば私は昔から友達付き合いが得意な方ではありませんでした。
愛想は良い方なのでクラスメイト達と当たり障りのなく付き合うことはできるのですが、親しくなりプライベートの時間を割いて会う様になると、なんだか疲れてしまうんです。
結婚して子供を産み30代になった今、気がつくと1年の中で定期的に会う友人は片手の指が余るほどの数しか居なくなっていました。
こうなって初めて『どうして友達が少ないのだろう?』としみじみ考えてみたんです。
その結果、私の答えは『自分のペースを乱されるのがとても苦手だから』というものでした。
じゃあどうして友達と会うと、自分のペースが乱されると感じるのでしょう?
次からその私なりの理由を解説します。

友達のことは好きなのに…どうしてだろう?
友達付き合いでペースが乱されると感じる理由3つ
友達付き合いは自分のペースが乱されてしまう。
一緒に遊んで笑って楽しかったはずなのに、自分の中にどこかで無理を感じる。
私の中にそう感じる次の3つの理由がありました。
①1人の時間が大切だから
ペースが乱されると感じる1つ目の理由は、『1人の時間が大切だから』です。
友達から電話や遊びに誘われた時「本当は〇〇やりたいな…」自分の中にこういった気持ちがあることが多いように思います。
嫌と言えない、誘われると断れない、相手をがっかりさせたくないなどのHSP気質が災いしてしまい、自分の本当の気持ちに蓋をして『いいよ』とつい返事をしてしまいます。
友達と過ごす時間そのものは楽しかったけど、自分の本当の気持ちを無視してしまっているので『本当にやりたいことができなかった』と後からちょっとだけ後悔したり、どっと疲れてしまいます。
気持ちのままに行動できない。
そのことにペースが乱されると感じてしまうのです。

自然と相手の期待に応えることを優先しちゃってるのかも…。
②自分に自信がないから
ペースが乱されてしまう2つ目の理由は『自分に自信がないから』です。
友人と久々に会うと近況報告がつきものですよね。
それを聞いていると、友人の置かれた環境に対して勝手にうらやましく思ったり劣等感を感じてしまうことがよくあります。
自慢話をされたわけではなく、単なる近況報告でも勝手に自分と比較して落ち込んでしまいます。
友人と会わずに過ごしている間は『自分は恵まれているなぁ』とささやかな幸せを感じて過ごせていたのに、突然隣の芝が青く見えてしまうんですよね。
もっと自分に自信があれば、気にならないのかも…と思うのですが、なかなかうまくいきません。
友人には友人の苦労があるかもしれないと、頭ではわかっているのですが心が掻き乱されてしまいます。
友人と会うことでつい自分と比較して『自分はこれでいいんだろうか?』と不安になってしまうから、ペースが乱されると感じてしまうようです。

自分の幸せを一時的に見失ってしまうみたい…。
③些細なことで傷つきやすいから
ペースが乱される3つ目の理由は『些細なことで傷つきやすいから』です。
自分の言ったことやしたことに対して『それって〇〇じゃない?』とほんの少し批判めいたことを言われただけで、心にグサリ。
『あんなことしなければよかった…』
そんな風に友人の反応に一喜一憂してしまうのです。
傷つきやすいため『こんなこと言ったらどう思われるだろう?』と言葉を発する前にもあれこれ考えてしまい、友人相手であっても言いたいことをのびのび話せるわけではないのです。
そして反対に失礼なことを言われても『なんでそんなこと言うの?』と怒ることもできず笑って濁してしまったり…。
どんな時でも相手の反応を気にし過ぎてしまう。
友人と過ごす時のそんな不自由さにも、自分のペースが乱されていると感じているようです。

相手に悪気が無いのはわかっているんだけどね…。
頑張り過ぎない関係を作るためには?
ここまでで、私が友達付き内が苦手な理由をあげてきました。
友人との些細なやり取りでも自分の本音をなかなかだせないのが悩みの種と言えますが、こればかりはHSPの性質でもあるのでなかなか改善は難しいですよね。
友人と過ごす時間はもちろん楽しいし、大人になってからも関係が続いている数少ない友人達は大切な存在でもあります。
その友人達と無理なく付き合うために、私が心がけていることも紹介します。

『心地よい距離感』がポイントです。
①電話・メールは気が向いた時に無理のないペースで
たまに来る友人からの電話やメールは嬉しいですよね。
だけど、電話やメールの頻度が高くなったらどうでしょう?
私は一時期、まめに電話をくれる友人に付き合うのが苦痛になってしまったことがありました。
学生時代はみんな似たような生活リズムで過ごしていたけど、今はそれぞれの家庭の事情も生活リズムも異なります。
そのためにはそれぞれのペースを尊重した連絡の取り方が大切ですよね。
『早く返信しなきゃ!』と義務になると辛いので『落ち着いたら返信しよう』とのんびりかまえて『~するべき』という思考にならないようにしています。
また同時に相手からの返信が数日なくても『忙しいんだな~』と軽く捉えて『何か気に障ることをしたかな?』など不必要に心配しないようにしています。
事情があるのはお互い様。
緊急性のある連絡以外は無理をせずに自分のペースを守るほうが、結果的にゆるりと細く長い関係を続けることができると思います。
②会うのは半年に1回
友人と過ごすと、家族と一緒に過ごすだけでは得られない楽しさがやっぱりありますよね!
私も友人と会えるのはやっぱり楽しいし、たくさんお話しすると家と職場の往復になりがちな毎日に刺激を与えてくれます。
だけど、その一方で友人から得た新しい情報の数々に疲弊してしまうこともあります。
だから私にとって友人と会う丁度良い頻度は半年に一度です。
少ないように思えますが、やらなきゃいけないこと、自分のやりたいこと、家族と一緒にしたいこと、これらの方が私にとっては優先順位が高いようなのです。
だからここでも無理をしないことを大切にしています。
自分の気持ちの優先順位に極力逆らわず、誘いを受けても『今月は忙しいから来月はどうかな?』など自分の丁度良い時期と相手の予定を考慮してスケジュールを立てています。
自分のペースだけでなく、相手の事情も考えて歩み寄ることを忘れないようにするのがお互いに心地よくあるために大切かもしれませんね。
③隣の芝が青く見えたら自分の幸せを見つめ直す
連絡を取ったり実際に会ったりするペースをコントロールすることは、そんなに難しいことではありません。
一番難しいのは友人と会った後の嫉妬や劣等感の扱い方です。
同窓会は気乗りしないという人がいるように、友人と会うのは楽しいけどちょっとだけ苦しい。
そう感じる人は案外多いかもしれません。
私がそんな気持ちになってしまった時は、自分の手の中にある幸せをもう一度見つめ直します。
両親は元気で健康。
可愛い子供達を抱っこした温もり。
私の一番のオアシスである夫。
私の毎日はこれだけで本来幸せなのです。
何かを得れば何かは失うのは世の常です。
自分の手の中にある幸せを見失いそうになったら、もう一度きちんと見つめなおすようにしています。
大切なのは人数や頻度ではない
自分に無理のないペースで友人関係を築いていくと、物足りないと感じた人は去っていくかもしれません。
だけど大丈夫。
大切なのは人数や会う回数ではなく、無理をしない自分を受け入れてくれた友人と心地よい時間を過ごすことです。
一人の時間も大切にしたいHSPさんは、自分が安心できる場所でゆったり過ごす時間がないと疲れてしまいます。
友人と笑顔で過ごすためにも、自分の気持ちに無理をさせず、心地よい関係性を築いて自分のペースを守ることも忘れないようにしていきましょうね。