『思い通りに人を動かすヤバい話し方』をワーママが要約!怪しいけど効果抜群の人に好かれるテクニック

前回の記事からまた少し間が空いてしまいました。

ほんとはもっと色々話したくてうずうずしているのですが…。

自分なりのペースで頑張っていきます!

今回は1歳3歳姉妹育児中のワーママである私が、同じように忙しくて本を読む時間もない!と嘆く方々のために、Audibleで読んだ本の内容を簡潔にご紹介します!

本の要約だけではなく、ワーママとして働く自身の立場からこの本で学んだことを具体的にどう活かせるか?という点も、自分なりに考えてみたので最後までお読みいただけると嬉しいです。

今日ご紹介する本はこちら!


『思い通りに人を動かすヤバい話し方』

著者 Dr.ヒロ

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なんかめっちゃ怪しい!ヤバそうだけど逆に気になっちゃう…。

以前別の記事で少し触れていたのですが、不完全燃焼でしたのでこの記事でしっかり燃え尽きたいと思います!

ちょっとブラックな知識と技術…かもしれませんが、かなり実践的なコミュニケーションのテクニックが詰まった一冊です。

この本をオススメするのはこんな人!

・コミュニケーションに苦手意識がある人

・人から好かれたい、信頼されたいと思っている人

・話がうまくなりたい人

・自分の意見や要望を周囲に受け入れてほしい人


このような方々でもこの本に書いてあるヤバい話し方を身に着ければ、思い通りに人を動かすことができるようになってしまうかもしれません…!

著者のプロフィール

まずはこの本の著者についてご紹介します。

著者:Dr.ヒロさんの簡単プロフィール

・著者 Dr.ヒロ

・元マルチ商法のトップセールスとして活躍し、一時月収は8桁を超える

・タワーマンションに住んでいたが、マルチ商法引退後は一生活が一転。

・破産寸前でYoutubeを始める。

・現在はマルチ商法で得た経験を基に、洗脳系Youtuberとして「Dr.ヒロの実験室」を運営


早稲田大学政治経済学部在学中の頃に「経済セミナー」があると言われて出向いた先で、マルチ商法の勧誘を受けたDr.ヒロさん。

この出来事がきっかけで、自らもその世界へ足を踏み入れたそうです。


現在はその頃の経験を基に、人気Youtuberになられたのですね。

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3年間は全く成果がでなかったものの、4年目以降『洗脳』のテクニックを駆使して大躍進したんだって!

『マルチ商法』『洗脳』なんて聞くと、思わず「この本、大丈夫かな…?」と身構えてしまう方もいるかもしれません。

でも安心してください。

タイトルの奇抜さに目が行きがちですが、中身は誰にでもできる単純なテクニックが満載です。

マルチ商法や洗脳といった特殊なイメージの場所で、驚くほど単純なスキルが駆使されていることにもびっくりさせられます。

yua
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なにより「マルチ商法」や「洗脳」の手の内を知ることは自分や家族を守ることにも繋がるはずだよね!臆せず読み進めてみよう!

次から私なりにこの本を要約していきます。

「読みたいけど時間が無い」「買う前に中身をちょっと知りたい」そんな方は是非参考にしてくださいね。

「思い通りに人を動かすヤバい話し方」要点まとめ

世の中にはコミュニケーションや伝え方に関する本が溢れています。

しかしこういった本を読んでもコミュニケーションが上達しないのは何故だと思いますか?

それは、これらの本に書かれている内容が嘘ばっかりだからです。

話が上手い人とは、日本語を正確に使える人ではなく相手の心に響く話しができる人のことです。

多くのコミュニケーションに関する本には話し方の上達法が書かれていますが、大切なのは話し方ではなく『適切な印象の与え方』なのです。

この本ではきれいな話し方についての解説ではなく、印象操作のやり方について重点的に解説しています。

適切な印象を与えるために何が大切なのか?

そこに必要なのが洗脳です。

本書の中での洗脳とは、漫画やドラマで描かれているようなものではなく、『相手を自分の動かしたい方向へ動かすこと』としています。

要点①最も大切なのはポジショニング

『この人の話は聞いた方がいい』と思ってもらうには、ポジショニング(立場)が重要です。

そのためには、まずは全力で形から入りましょう。 

ポジショントークは嫌がられることが多いですが、見た目・振る舞い・話し方でのポジショニングはバレない上にとても効果的です。

要点②メラビアンの法則

ポジショニングを取る上で重要なのがメラビアンの法則です。
メラビアンの法則では、人の印象に占める割合を次のように示しています。

  • 言語情報 7%
  • 聴覚情報 38%
  • 視覚情報 55%

この法則から分かるように、視覚情報と聴覚情報で人の印象の9割以上を占めています。

つまり、「どんな言葉で話すか」という言葉のチョイスは重要ではなく、

『どんな見た目の人がどんな振る舞いでどんな声の出し方で話すか』が重要なのです。

儲け話をする人がハイブランドを身に着けたり、教祖を自称する人が神秘的な恰好をしているイメージってありますよね?

あれが実は最初の入り口なのです。

大切なのは相手がどう感じるか?

『上手い話し方』は、実は話す前から既に始まっているのです。 

雰囲気イケメン、雰囲気美女には誰でもなれる。

メラビアンの法則からも言えるように、見た目に優れている美男美女はそれだけで何をするにも有利だと言えます。

よって自分の話を聞いてもらいたいと思うなら、見た目を整えることは避けて通れないということになる訳です。

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そんなこと言われても見た目に自信なんてないよ~;


本書の中でも著者のDr.ヒロさんは次のように言っています。


『生まれ持った見た目は変えられないが、雰囲気イケメン、雰囲気美女には誰でもなれる』


確かに顔の形や生まれ持ったスタイルなどを変えるのは難しいかもしれませんよね。

でも…

  • こまめに美容院へ行く
  • メイク動画などを見て研究する
  • 服を選ぶときはマネキン買い、もしくは信用できる店員さんやお洒落な友人に相談する

などの誰にでもできる範囲の努力で、ある程度の改善は期待できるはずです。

『ブサイクはマナー違反 ダサいは重罪』

と筆者が書いているように、「見た目」をこれまで以上に重く受け止めて、

『あなたの話に耳を傾けてもらうための最初の一歩』

として、まず最初に着手することが効果的です!

コミュニケーション能力は「場所選び」でもはかれる

「どこで話すか」でもポジショニングは変えられます。

例えばゲームをする時に、使用するキャラクターと相性のいいフィールドを選ぶと能力が増したりすることってありますよね?

あれは現実世界でも使えるのです。

例えばビジネスの話をする時に、ガヤガヤとした安いチェーン店よりも落ち着ついたカフェの方が説得力が増すと思いませんか?

更にグレードを上げて、高級ホテルのラウンジなどに自分が呼び出されたとしたらどうでしょう?

慣れない場所に対する緊張感や、そこでスマートな立ち居振る舞いをする営業マンに圧倒されて、自然と主導権を握られてしまうのは明白です。

要点③ 人に好かれたければ『全人類にお世辞を言う』

自分の話を聴いてほしい、人に好かれたいと思うなら、最初にするべきことは全人類に媚びを売ることです。

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全人類!?さすがに疲れそうだし、むしろ嫌われたりしないかな…?

そんな風に心配になる方もいるのではないでしょうか?

ですが安心してください。

特定の人に対するお世辞は嫌われますが、全ての人に対するお世辞は『ほめ上手』と言われるのです。

一方、いつもお世辞を言うのは疲れそうという点ですが…

最初は苦労するかもしれませんが、続けていると「人の良いところを見つけるのが上手な人」に進化できるのです。

「根も葉もないお世辞」は正論より100倍効く

相手を褒める時のポイントは、目に見えない部分を褒めることです。


例えば…

「その服お洒落ですね!」でなはく、『その服を選ぶセンスがいいですね!きっと部屋もお洒落なんだろうなぁ!』という具合です。

実はびっくりするほどに、適当にお世辞を言っても相手は心を開いてしまうのです。




自分の自尊心を満たし、心地よい気分にしてくれる人を嫌いになることは無いのではないでしょうか?


お世辞は相手を騙して子馬鹿にするものではなく、相手に喜んでもらうためのおもてなしのつもりで取り入れてみましょう。


相手に好かれることで自分の話も受け入れてもらいやすくなるはずです。

伝え方の極意

自分の話を相手に理解してもらいたい、されげなく自分の意図する方向へ誘導したいという場合は次のようなテクニックを参考にしてください。

話を一瞬で分かりやすくする方法

話を分かりやすくするために誰もが簡単にできる「魔法の言葉」が本書では紹介されています。

それは…

『わかりやすく言うと、〇〇みたいなものです。』

です。

「わかりやすく言うと…」

と最初につけることで、相手に対して

「今からされる話は分かりやすいのか…。じゃあ納得しないとな…。」

という暗示を自然にかけることができます。

そしてこの魔法の言葉を更に強力にするフレーズがあります。

それが…

『なんとなくわかりましたか?』です。

人は誰しも馬鹿だとは思われたくない生き物です。

「分かりやすく言うと〇〇みたいなものです。なんとなくわかりましたか?」

と相手が自分のために分かりやすい例えを出してくれているのに、それを「全然分からなかった!」というのは実は案外抵抗を感じるものなのです。

そしてこの「なんとなく分かった」は「完璧に分かった」といつのまにか混同されます。

このテクニックを使うことで、難しい説明でも相手に「完璧に理解した」と錯覚してもらうことが可能になるというわけです。

「聞き方」の極意

相手の話を聞くときのコツは『世界一面白い話を聞いているつもりで聞く』ことです。

そして、それを具体的な行動に落とし込むと次のようになります。

うなづく

リアクションの基本です。

何気なく使っていると思いますがバリエーションを持たせることで、ただの頷きも効果的にみせることができます。

ポイントは3つです。

①大きさ

ちょっと大きすぎるかな?と思うくらい大きめにするのがポイント!

普段の3割増しくらいが目安です。

②テンポ

「…うん。…うん。」という普通の間の頷きに加えて、「うんうん!」というリズミカルな頷きをたまに入れます。

③タイミング

適切なタイミングでうなづくことで、話を理解できていることが相手に伝わります。

あいづちを打つ

うん、はい以外のあいづちのバリエーションを覚えておきましょう。

より効果的に「聞いている」感を相手に伝えることができます。

本書では3つの相槌が紹介されていましたので、順番に見ていきましょう。

①うーん! 

効果:関心・納得 相手の自尊心をくすぐる 

コツ:美味しいご飯を食べた時のイメージ

②へぇ~! はぁ~!!

効果:驚きと感心を同時に表す

コツ:びっくりマークを意識

③なるほど・たしかに・そうですね

効果:話に合わせて相槌を変えると真剣に聞いている感が伝わる

眉毛を動かす

眉毛の動きは感情をとても効果的に伝えることができます。

ポイントは次の3つです。

  • 悲しいとき…眉をひそめる
  • 明るいとき…眉をあげる
  • 驚く…眉をさらに上げて目を見ひらく

眉毛を意識的に動かすことで、相手の話に感情移入しているように見えるのです。

コロナ禍でのマスク生活でも、かなりの効果が期待できるのではないでしょうか?

ワーママ目線で考える この本の活用法

ワーママとして平日は9時から17時まで仕事をしているのですが、実は時短勤務を申請してこの時間になっています。(ほぼフルタイム…)

通常よりも自分の仕事に充てる時間が短くなっているのに加えて、家族の体調などによっては仕事を休まなくてはいけない場合もでてくるでしょう。

だからこそ、この本で学んだことを活かして好かれる人=困った時に助けてあげたいと思ってもらえる人」になるにはどうしたらいいか?を考えてみました。

私が実践したいと思ったのは次の2つです。

  • 『メラビアンの法則』を理解し、見た目を意識する
  • 『好意の返報性』を意識して行動する

本書の中でマルチ商法で活躍する女性のエピソードが紹介されていました。

彼女はお客様に会う前に『今から大好きな人に会いに行く』という気持ちで向かっていたそうです。

著者もそんな風にされたら『なかなか無下にできない』と語っていましたが、確かにその通りですよね。

大好きな人に向けるようなキラキラした瞳、にこやかな表情、明るい声。

自分と一緒にいることが「楽しい!嬉しい!」と感じてくれているような反応をされたら、こちらの気持ちもつい緩んでしまいますよね!

 突然美人にはなれないけど…

「あの人感じいいよね!」と言われるような雰囲気美人なら目指せるのではないでしょうか?!

メイクやヘアスタイルも大事だけど、身だしなみや清潔感に気を配り、挨拶・返事の仕方、話の聞き方など何をするにも『大好きな人』に対するイメージを意識してやってみようかな?と思います!

好意の返報性の原理

また、本書の中では好意の返報性の原理というものが紹介されていました。

これは「人から好意を向けられると自然と自分も返したくなる心理」のことです。


確かに人から嬉しいこと・喜ぶことをされたらお返ししたくなるという気持ちには、心当たりがある人も多いのではないでしょうか?

つまり、自分のしてほしいことは先に自分がする』ことが大切なのでは?と思うのです。

「困った人は積極的に助ける」

「休みを取る必要がある人のフォローを積極的にする」

など…

見返りを期待しすぎず、未来の自分のために『幸せ貯金』をしておこう!

くらいの気持ちで困っている人がいたら積極的に声をかけていけば、もしかしたら自分にとって良いことも起こるかもしれませんよね?

『褒める』が苦手だと感じる人へ

ここまでの『思い通りに人を動かすヤバい話し方』のまとめをお読みいただいて、どう感じましたか?

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実践的なテクニックが目白押しで役立ちそうだよね~!

でも、こんなに「褒めまくる」なんてちょっとハードル高いかも~;

私と同じようにそう感じる人も、きっと多いのではないでしょうか?


ここからは過去に接客業に携わったことがある私の経験を踏まえてなのですが、「褒めるのが苦手」と感じる人でもストレスなく相手を喜ばせる方法をご紹介します!

 

それは共感する・認める・感謝する・ねぎらうです!

 

根も葉もない誉め言葉は全然浮かんでこない…

 

そんな人でも、目の前の出来事に対して『共感する・認める・感謝する・ねぎらう』ことなら出来るかも!と感じる人もいるのでないでしょうか?

 

例えば…

仕事が大変だったと零す上司に対して

「そんなことがあったんですか。大変でしたね…。

でも、すごく努力されたんですね!凄いです!」

 

仕事を手伝ってもらったら…

「~~していただいて本当にありがとうございました!

〇〇さんのおかげでとても助かりました!

 

社外から帰ってきた人に対して…

「おかえりなさい!今日は熱くて大変でしたね~!

体調は大丈夫でしたか?

もし良ければ何か冷たい物でも用意しましょうか?」

 

こんな感じです!

1行目までは言える人が多いと思うのですが、言われて嬉しいのは主に2行目以降のセリフかな?と思います。

 

思ってもいない誉め言葉は言おうとしてもなかなか浮かんでこない…

 

どうしても不自然になってしまう…

 

そんな人でも、目の前で起きていることに対して、ちょこっと想像を巡らせた声掛けをプラスするだけなので、出来そうな気がしてきませんか?

 

今回ご紹介した『思い通りに人を動かすヤバい話し方』で紹介されているような凄いテクニックではないかもしれませんが…

 

相手の立場や状況を思いやり、自分がされたら嬉しいことをしてあげるだけで、あなたに好感を持ってくれる人はきっと増えると思います。

 

もしどなたかの参考になれば嬉しいです!

 


『思い通りに人を動かすヤバい話し方』はオーディオブックのAudibleでも楽しむことができます!

 

毎日忙しい中でも通勤中や家事をしながら楽しめるので、子育て中の人や忙しいビジネスパーソンにも自信を持ってお勧めできます。

 

お試しができる無料期間もありますので、気になる方は是非こちらのオーディオブックサービス10選比較記事も参考にしてみてください!

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